技術情報
プラズマモール工法
水道本管非開削布設替工法
概要
プラズマモール工法とは、布設替え対象の水道管(既設管)の内部に、管が割れやすい様に、プラズマ加工機で切込み溝を入れ、次に新管の先端に取り付けた、破断機を既設管の中に押し込み、既設管を破断しながら新管と置き替えて行く工法です。
施工方法
既 設 管 清 掃
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1.プラズマカッターでの溝入れ
↓
2.破断機による押し割り
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3.新管との置き換え
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完 成
特徴
- 市街地の交通量の多い場所での水道本管の布設替えに威力を発揮する工法です。
- 推進工法により発進立坑から既設管を新管に入れ替えていくため、交差点部など開削工事が困難な場所でも、非開削で布設替えを行うことができます。
- 開削箇所が立坑のみであるため、交通遮断を最小限に抑えることができます。
- 同口径の管への布設替えが可能である。なお、類似の非開削工法で既設管の中に、新設管をいれる「パイプインパイプ工法は」、新設管の口径が10cm〜20cm 小さくなります。
- 同位置での布設替が可能です。非開削で同口径での布設替えする方法として、既設管伸下に推進工法で新たな管を入れる方法があります。
- 開削工法に比べ、地中での作業であるので騒音・振動の発生が少ないです。
- 近接管、支障物が存在し、埋設位置が深い、開削の山留めが困難な場での布設替えが容易です。