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省面積立坑システム
概要
本工法は、必要に応じて下記に記載した各システム技術を組み合わせることで、発進立坑用地面積を在来工法に比較して1/2〜1/3程度まで縮少化すると共に、立坑用地条件に合わせた柔軟性のある立坑を計画するものです。
- 固形回収システム:掘削する粘性土地山を排泥管で輸送可能な最大の大きさで切り出し、固形状の土砂のまま回収するシステム
- 泥水濃縮システム:従来のフィルタプレスに代わり、薬剤無添加で余剰泥水を濃縮するシステム
- リアルタイム切羽安定管理システム:高分子を主体とした特殊な薬剤を用いて、粘性主体の切羽安定管理をはかるシステム
- 泥土連続圧送システム:泥土圧送システムにラインクラッシャーを装備し、礫質土にも対応した連続圧送システム
- セグメントストックシステム:セグメントをストックする装置を立坑内や基地内に立体的に配置し、立坑下への運搬を自動化したシステム
- その他技術:自在搬送天井クレーン、ターンテーブル(自在移動型)
施工事例「世田谷区砧四丁目地先〜大蔵給水所間外1箇所送水管(900mm)新設及び配水本管(1000mm)布設替工事」