技術情報
ID環流浄化システム
微生物環流浄化工法
概要
原理
「ID環流浄化工法」は、浄化剤を定期的に自動注入する「浄化剤供給装置」と、池水をごく小さい速度でゆっくり攪拌する「環流発生装置」で構成されており、池の特性に合った装置と浄化剤を選択します。植物プランクトンを沈降させて増殖を抑制する浄化剤は、必要な量だけ環流制御装置から池に添加されます。添加された浄化剤は環流発生装置により底泥を巻き上げない程度のゆっくりとした速度で、均等に拡散されます。
特徴
- 「ID環流浄化システム」は、設備が極めて小規模であるため、大がかりな設置工事を必要としません。
- 「ID環流浄化システム」で使用する浄化剤は、「ヒメダカを使用した急性毒性試験」において安全性が実証されており、コイ・フナなど魚類や水棲昆虫に対しても安全です。
- 水の透明度をコントロールでき、短期間で大幅に透明度が向上します。
- 悪臭を防止します。
- ろ過装置などと比較して安価に導入でき、ランニングコストも低く抑えることができます。