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技術情報

SGM軽量土工法

概要

SGM(スーパージオマテリアル)軽量土工法は、港湾や空港等の建設工事における地盤材料として、浚渫土や建設発生土に加水し,スラリー状にしたものにセメント等の固化材および気泡・発泡ビーズ等の軽量化材を添加混合することにより、一般的な土質材料に比べ、密度の小さい軽量地盤材料を製造する技術です。
特許:第1830612号
NETIS:CBK-050002-A
施工事例「宮城県 女川漁港宮ヶ崎岸壁災害復旧工事」

特徴

SGM軽量土の特徴
1.適切な密度や強度に調整できる地盤材料で、地盤の圧密沈下量の低減等に有効です。
2.適度な流動性を有しており、ポンプ圧送のみで締固めることなく、自由な形状に打ち込むことができます。
3.水中不分離性を有する配合設計が可能で、周辺海域環境への影響を低いレベルに抑えて施工できます。


SGM軽量土工法の特徴
1.高含水比の浚渫土や建設発生土を原料として有効に活用できます。
2.堤体断面や矢板壁断面をコンパクトにできます。
3.耐震補強、護岸の嵩上げ、上載荷重の増加、増深などへの構造変更が比較的軽微な変更で可能となります。
4.既設盛土、構造物、埋設管など、近接構造物への影響を少なくできます。