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事前混合処理(PREM)工法
概要
事前混合処理工法とは、土に少量の安定剤(セメント)と分離防止剤を事前に添加し、新材料(処理土)に改良した後、運搬・投入して、そのまま安定した地盤を造成する工法です。
この工法は、液状化防止・支持力増加・土圧低減などの改良効果があり、また浚渫・掘削土砂のリサイクルにも役立ちます。
施工事例「鹿島港外港地区岸壁(-14m)耐震改良工事」
特徴
- 埋立造成後の地盤改良が不要になるため、工期の短縮が可能です。
- 大規模施工、大水深施工が可能です。
- 地盤の強度を任意に設定できます。
- 既往の埋立用施設や船舶を利用できます。
- 液状化対策に優れています。
- 土圧低減効果により、土圧を受ける矢板岸壁等のスリム化が図られ、経済効果が可能です。
- 浚渫土をはじめとして、各種の土が良好な埋立材料として利用可能です。