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HFW構造
壁式ラーメン鉄筋工ンクリート造構法
概要
HFW構造は、張り間方向(短辺)を壁式構造とし、桁行方向(長辺)は柱を扁平な断面としたラーメン構造(柱と梁を剛に接合した架構をいう)とすることにより、壁式構造より粘り強く、通常のラーメン構造より耐力的に強くなります。
一般的に7階建程度以上は鉄骨造または鉄骨鉄筋コンクリート造にする必要があり、HFW構造はRC造であるため、その鉄骨が無い分安価になります。
集合住宅、ホテル等に適用できます。
特徴
中高層建物(6-11階)は確認申請のみで認可されますが、高層(12〜15階)になると、大臣認定で構造評定が必要な場合があります。
制約事項としては、地ド階は設けない、桁行(長辺)方向は4スバン以上、張り間方向の長さは建物高さの1/4以上必要などがあります。