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航跡波検知システム
概要
「航跡波検知システム」は、一般航行船舶のAIS情報から航跡波高さとその到達時刻を自動算出し、警報にて発砲するシステムです。
本システムの活用により、海上作業時において、一般航行船舶の航跡波を起因とした吊荷接触や海中転落災害の防止を図ることができます。
なお、本システムは、NETIS(THK-200002-A)に登録されております。
特徴
1.航跡波が施工場所等への到着時間が視覚的に把握できることから、的確に作業中断または退避行動ができるため、安全性向上が図れます。
2.画面表示や音によって航跡波襲来の警報が発報できることで、航跡波の見落としが軽減されるため、ヒューマンエラーの防止が図れます。
3.一般航行船舶のAIS情報から、“退避が必要な航跡波高さ”や“その到達時刻”が抽出し、自動発報されることにより、適切なタイミングで退避行動をとることができるため、施工性向上が図れます。