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技術情報

AI船舶警戒システム(アイシップ)~MIHARU

概要

「AI船舶警戒システム(アイシップ)~MIHARU)」は、工事区域に接近する一般の小型船舶を早期に検知することにより、港湾工事の安全性を向上させる技術です。


NETIS:KTK-200006-A

原理

「AI船舶警戒システム(アイシップ)~MIHARU)」は、港湾工事の現場に設置した高解像度カメラ映像より独自の画像処理技術〔特許出願中〕を用いて、およそ1km先から工事箇所へ接近してくる一般小型船舶のみを検出します。工事箇所へ接近する一般小型船舶を検知すると、パトライト等による注意喚起を工事船舶に自動発信します。

特徴

(1)安全性の向上
「AI船舶警戒システム(アイシップ)~MIHARU)」の活用により、工事箇所から約1km離れたところより接近してくる一般の小型船舶を、早期に自動検出して工事船舶へ注意喚起することができます。このため、一般船舶と工事船舶との衝突防止対策ができ、安全性が向上します。


(2)ヒューマンエラーの防止
従来の安全確保では、安全監視員による見落としやヒューマンエラーにより、工事箇所へ接近してくる一般小型船舶の発見が遅れてしまうことがありました。「AI船舶警戒システム(アイシップ)~MIHARU)」は、工事箇所に高解像度カメラを設置することにより常時監視をしているので、従来の安全確保を補完をすることができます。


(3)技術導入の容易性
これまでの監視システムは、AISや船舶レーダーを用いたシステムが多く、無線局申請や各種無線技士等の資格を必要としていました。「AI船舶警戒システム(アイシップ)~MIHARU」は、高解像度カメラを工事箇所に設置するのみで申請や資格の必要が無く、技術の導入が容易となります。

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