ここがページのトップです

技術情報

船舶レーダーモニタリングシステム

概要

「船舶レーダーモニタリングシステム」は、一般航行船舶や作業船の位置情報および警報を、PCモニターにて同一画面表示できる船舶動静監視システムです。
本システムの活用により、海上作業時において、一般航行船舶への安全確保や施工性向上を図ることができます。


なお、本技術は、NETIS(CBK-160004-A)に登録されています。


※一般航行船舶とは、AIS搭載義務のある船舶(AIS搭載船)、AIS搭載義務の無い船舶(AIS非搭載船)を指しています。

原理

「船舶レーダーモニタリングシステム」で用いる位置情報は、
 ・AIS搭載船は、AIS情報
 ・AIS非搭載船は、船舶レーダー
 ・作業船は、作業船に設置したGPS
より取得しています。
取得した各船舶の位置情報は、ICTを用いて、事務所および作業船に設置したPCモニターにてリアルタイムに同一画面表示します。


また、本技術では、現場事務所にある管理用PCにて設定された各種情報をもとに、ICTを用いて警報を発信します。

特徴


  1. 一般航行船舶や作業船の位置情報を一元化することにより、位置確認の繁雑さが無くなり、安全性の確保が図れます。

  2. ICTを用いて同一画面表示ができることにより、現場事務所や作業船団間で情報共有が可能となります。

  3. 警報エリアの自由設定や将来位置予測の表示により、早い段階から衝突防止行動をとることができるため、安全性の確保が図れます。

  4. 対象物の確認や現況認識がしやすい表示画面であるため、視認性が向上します。

  5. 作業船の搭載機器は簡易的な機器であるため、設置・撤去作業が容易であります。

お気軽にお問い合わせください