RN建設 創業100周年記念誌
83/104

チーバイ国際港一般貨物ターミナル建設工事小野万本社工場ベトナム運輸省海運局工事管理局国土交通省九州地方整備局㈱小野万(㈱小野良組)海上土木 陸上土木建築ベトナム国チーバイ国際港一般貨物ターミナル建設工事東九州道(清武~北郷)寺山第三トンネル新設工事小野万本社工場新築工事 東九州自動車道は、北九州市を起点に大分県・宮崎県を経て鹿児島市に至る延長436kmの高速自動車道路である。このうち清武−日南間については、宮崎市・日南市の2市を通過する延長約28kmの区間であり、2003(平成15)年2月に国と地方の負担で整備を行う新直轄事業方式により整備を行うこととなった。 この建設工事の一環として、宮崎県日南市の清武−北郷間に135mのトンネルを新設する工事を行った。工期は2011年3月から翌2012年3月であった。トンネル掘削にはNATM工法を採用し、終点側坑口部についてはリスクを考慮した補助工法を採用した。 宮城県気仙沼市の小野万は水産加工食品(イカの塩辛)の製造販売業を営んでいたが、2011(平成23)年の東日本大震災の津波により全工場が壊滅、同年10月には東工場を修繕修復し一部生産を再開したが復興にはほど遠く、震災復興の一環として本社工場を新築することになった。 地元企業の小野良組とともに2012年6月に着工。S造地上2階建、延床面積4,558.57㎡の新工場は、2013年1月に竣工し3月から生産を開始した。出荷再開により地域の復興への歩みが加速した。小野万では、豊かな海の幸を伝統の製法と独自の技術で加工、三陸の味は全国に出荷されている。 ベトナムのホーチミン市域の主要港湾では、水深が浅く3万t超級の大型船舶は入港できなかったため、貨物の受入能力が限界に近づきつつあった。さらに、船舶数の増加に伴う航路渋滞、貨物輸送による市内道路の交通渋滞なども問題となっていた。そこで同国政府は、今後南部地域において増加する貨物は、ホーチミン市郊外の水深が深く大型船舶の入港が可能なチーバイ港・カイメップ港をターミナル化することにより、急増する貨物需要への対応を図ることとした。 2008(平成20)年10月から2013年2月にかけて、当社を含む2社JVでチーバイ国際港の一般貨物ターミナル建設工事を行った。ターミナルは面積2万4,000㎡、水深−14.0mで、埋立工事や載荷盛土工を行い、上部工のほか、配水設備・電気施設・取付け道路工、ターミナル舗装工なども行った。統合期 2003(平成15)-2025(令和7)81統合期2013平成25年

元のページ  ../index.html#83

このブックを見る