70常磐新線高架橋下部工事埼玉県立新武道館常新下小目東BL他工事日本鉄道建設公団(現 (独法)鉄道建設・運輸施設整備支援機構)関東支社埼玉県 当社は2003(平成15)年7月、マリーンコントラクターとして成長してきたりんかい建設と、ゼネラルコントラクターとして地歩を固めてきた日産建設が合併し、りんかい日産建設として再スタートした。その後、東日本大震災の復興需要やアベノミクス政策、2020年の東京オリンピック開催決定を受け、建設業界の業況は大きく好転した。総合ゼネコンとなった当社はこれまで以上に幅広いプロジェクトを手がけるようになっていった。陸上土木建築埼玉県立新武道館(仮称)新築工事(第2工区) 当施設は、2004(平成16)年開催の彩の国まごころ国体の柔道会場として使用するため、浦和市(現 さいたま市)に設置されていた旧武道館を、上尾市に移転新築するものであった。埼玉県の武道振興の新たな拠点施設として、柔道のみならず、剣道・弓道・相撲など各種武道を行うことが可能で、高齢者や身体障害者等も安心して利用できるよう配慮されていた。武道館はRC造、PC造、木造の複合構造で、地上2階建、延床面積2,512.33㎡であった。 当社を含む3社JVで第2工区を担当し、管理棟844.38㎡・弓道場1,143.71㎡、屋外相撲場55.20㎡・ゴミ置き場11.57㎡のほか、外構整備工事を施工した。工期は2001年5月から2003年5月であった。外壁と内壁はコンクリート化粧打放し仕上げで、事前検討会を行いコンクリート打設計画書にて入念に打ち合わせた。屋根架構材には、埼玉県産の杉材を加工した大断面集成材を使用した。武道館は2003年8月に開館し、同年にグッドデザイン賞を受賞した。 常盤新線(現 つくばエクスプレス)は、東京都の秋葉原から茨城県のつくば研究学園都市を結ぶ約58kmの高速鉄道として整備され、2005(平成17)年の開業を目指して建設が進められていた。本工事はその一部で、秋葉原を起点とする約40kmの地点から延長1,069mにわたる高架橋下部工を構築するものである。当社を含む3社JVで施工し、工期は2001年3月から2003年8月、橋脚49基、既製杭φ1,200㎜231本、鉄筋コンクリート9,340m³を施工した。 現場では経験の少ない大径杭の施工に挑み、吊具改良や自然沈降防止など試行錯誤を重ねた。周囲は田園地帯で障害物は少なかったが、県発注の側道盛土工工事との調整に奔走した。統合期2003(平成15)−2025(令和7)2003平成15年
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