日立日産生命ビル白浜海岸養浜工事東京都第一庁舎日産生命保険相互会社東京都和歌山県海上土木 建築建築東京都第一庁舎建設工事白浜海岸環境整備工事日立日産生命ビル工事 昭和から平成にかけて、ビッグプロジェクトとして世間を沸かせたのは、東京都庁の新築工事だった。丹下健三氏設計による、2つの高層棟を持つ東京の新たなシンボルである。当社は12社JVで第一庁舎の施工を受注した。1988(昭和63)年3月に着工した第一庁舎は、地下3階地上48階建、延床面積19万3,960㎡の超高層ビルで、1990(平成2)年12月に竣工した。工期は延べ825日間にわたった。 東京都庁舎は、完成すると当時としては日本で最も高いビルとなるため、現場には「日本一のビルを造っている」という自負と責任感が満ちていた。それが工事の進行に伴う幾多の困難や悪条件を乗り越える、強いモチベーションとなっていた。 東京都庁舎は日本の建築史上に名を残し誰もが認める存在として、1992年、第33回BCS賞を受賞した。54 和歌山県白浜町で行われたこの工事は、白浜海岸の侵食防止と景観保全を目的とする養浜工事である。有名観光地での施工であり、自然環境との調和を図る点が大きな特徴であった。工期は1988(昭和63)年12月から1990(平成2)年5月であった。 本工事では、「白浜」の名にふさわしい白砂を再現するため、オーストラリア南部フリーマントルで産出される純度99%の硅砂を使用した。砂は貨物船からガット船に積み替え、バージアンローダ船で揚砂し海上排砂管を通して砂撒船で汀線から水中部へ散布するという、バージアンローダ工法を採用した。国内では初の試みで、マスコミにも大きく取り上げられた。使用された白砂は1万2,520㎥に及んだ。 また、工事後には波浪や台風による砂の移動を観測し、600mの海岸線に飛砂防止ネットを設置するなどの保全対策が実施された。景観を守りながら海岸環境の再生を目指した取り組みであった。 日産生命保険による発注で、同社日立支社の社屋として日立駅前(茨城県日立市幸町1丁目)に新築された。当社を含む3社JVで工期は1990(平成2)年1月から翌1991年4月で、SRC造・S造の地下1階地上7階建で、延面積5,933㎡であった。1991平成3年
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