飛躍期 1966(昭和41)−1975(昭和50)41丸亀10万tドック 2基東北新幹線有賀トンネル工事(上部半断面掘削工事中)東北新幹線有賀トンネル工事日本国有鉄道(現 JR東日本㈱)仙台新幹線工事局今治造船㈱陸上土木陸上土木今治造船丸亀工場第2号ドック新設工事他 宮城県栗原郡若柳町(現 栗原市)に位置する東北新幹線の有賀トンネルは、当社が受注した最初の東北新幹線工事であった。工事に際し全国から社員が集められ、施工方法の検討を重ねた結果、サイロット工法が採用された。これは、トンネルをいくつかの小断面に分けて順次掘削し、支保しながら拡大していく工法である。 工期は1973(昭和48)年3月から1975年3月で、トンネルは1974年11月に貫通した。路盤等切取6万2,300㎡、トンネル掘削9万4,110㎥という数値となった。総延長1,800m、トンネル部分は1,155mであった。この工事に接続する有賀地区BL他工事(トンネル下半部の掘削)、さらに東北自動車道三迫川橋下部工事が並行して行われていた。 1970年代序盤、日本の造船業界は引き続き旺盛な受注で、造船ブームのなかにいた。今治造船においても、20万tを超える大型原油専用タンカーや大型貨物船などの建造能力拡充を図るため、第2号ドックの新設に踏み切った。当社はこれを受注し、1973(昭和48)年4月から1975年の工期で建設を行った。 ドックは長さ280m、幅57m、深さ11mで、270mの走行クレーンを有した。ドック容量は10万D/Wとなった。また、1975年に定盤追加工事とドック追加工事の受注も発生した。飛躍期
元のページ ../index.html#43