八洲丸(室蘭港浚渫工事)日立造船築港工場2号船渠拡張工事日立造船㈱(現 カナデビア㈱)日立造船因島工場3号船台拡張工事日立造船㈱(現 カナデビア㈱)愛知県鍋田干拓海岸築堤工事第二港湾建設局名古屋農地事務局北海道室蘭港泊地航路浚渫工事北海道開発庁室蘭開発建設部日本機械計装東村山工場新築工事日本機械計装㈱(現 日機装㈱)海上土木 海上土木 陸上土木陸上土木建築 この工事は伊勢湾最奥部、弥富市沖に広がる干拓地を対象とした大規模事業で、1950(昭和25)年8月に着工し1961年11月に完成した。施工にあたっては、当社初の試みとしてポンプ船による干拓築堤工事を行った。 当初、仮築堤において、揚土量に対して築堤断面が小さいため仮築堤の構築に時間を要した。中・小型船に転換したり、小型ブルドーザーを活用するなど、現場では試行錯誤を重ねた。1950年11月には200馬力の「内外丸」が就役し、全国に先駆けてポンプ船による田面客土工事を実施した。これにより、湿田を乾田へと変えることができた。 当社の北海道進出は、室蘭港泊地・航路浚渫に端を発する。室蘭港は内浦湾東端の天然の良港で、戦後の産業拠点整備に伴い航路・泊地の浚渫が進められた。工事は特命により室蘭開発建設部・富士製鉄・室蘭市と個別契約し、新造の「八洲丸」を就役させた。工期は1960(昭和35)年3月から翌1961年9月で、航路横断部には全長1,300mの沈設管を敷設した。 日本機械計装(現 日機装)は産業用特殊ポンプ等を製造するメーカーである。同社は東京都東村山町(現 東村山市)に新たな工場の建設を計画し、1959(昭和34)年に設計を開始し、当社がこの建築に当たることになった。同年末に工場の半分ができ上がった段階で、同社は折からの需要の拡大から建築中の工場を稼働させたため、工事現場は混乱した。それでも1960年10月に東村山工場第1期工事を完成させ、引き続き第2期工事として大型ポンプ工場の建築に当たることとなった。1961年11月に着工し、翌1962年9月にこの第2期の大型工事が完成した。 1960年代に入ると、日本は造船国として躍進し、大型タンカー受注が急増した。これに対応するため各造船所では建造能力の拡充が進められていた。日立造船(現 カナデビア)は大阪市港区の築港工場において2号船渠の拡張を計画し、当社に工事を発注した。工期は1961(昭和36)年4月から翌1962年5月であった。拡張後は約2万重量t級の建造能力を備え、船台・ポンプ室・岸壁の補強や船渠頭部の延長など周辺設備の整備も併せて行われた。 日立造船(現 カナデビア)因島工場においても造船能力の拡充が進められ、当社は船台拡張工事を受注した。1961(昭和36)年8月に着工し、翌1962年7月に完成させた。この船台は陸上に設けられた造船用の台で、完成後に進水させるための基盤設備であった。日立造船はこの後、1964年に3号船渠の拡張を実施し、当社が施工した。これらの一連の工事によって、因島工場は当時の世界需要に応えられる建造体制を確立することになった。形成期 1946(昭和21)−1965(昭和40)27形成期1962 昭和37年
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