淡路丸(東京港晴海埋立工事)丹生川橋梁架換工事下関機関庫改良その他工事日本国有鉄道(現 JR西日本㈱)下関工事事務所上椎葉発電所補助水路第4工区工事九州電力㈱淡路丸(500PS16吋電動船)建造東亜港湾工業㈱山形県海上土木 陸上土木陸上土木陸上土木丹生川橋梁架換工事 丹生川は、宮城県と山形県の県境に位置する船形山を水源とし、尾花沢盆地を貫流して大石田町で最上川に合流する河川である。丹生の名は、かつて産出した朱色顔料の原料となる丹砂(辰砂)に由来するといわれる。県道120号線に架かる丹生川橋は、この合流点から約2km上流の尾花沢市内に位置する重要橋梁である。 当社は山形県より架換工事を受注し、1953(昭和28)年9月から翌1954年3月にかけて施工した。橋長約214.5m、幅員約7.1〜7.5mのRCゲルバー桁橋を架設した。ゲルバー桁は支間の一部を切り欠く構造で、施工性と経済性を兼ね備えた当時の先進的設計であった。 山口県下関市は、古くから海運や貿易等に関連した産業が栄えた都市で、原材料の搬入や製品の搬出により輸送においても拠点となっていた。そのため、日本国有鉄道(現 JR西日本)の下関機関庫や車両基地の整備も早くから進められた。当社は国鉄下関工事事務所から機関庫の改良工事を受注した。1953(昭和28)年12月から翌1954年5月にかけて施工した。 上椎葉発電所(上椎葉ダム)は宮崎県西北部、耳川上流に位置する日本初の本格アーチ式ダムを水源とし、1955(昭和30)年に運転を開始した。九州電力が建設を進めたこの一大プロジェクトは、ダム本体・導水路・補助水路など複数工区に分かれて施工された。 当社はそのうち補助水路第4工区を受注し、1952年9月に着工した。同月襲来した台風12号によって現場が大きな被害を受け、復旧作業と工期延長を余儀なくされたが、丹念な復旧施工により1954年8月に完成した。 1954(昭和29)年、当社は500馬力・16インチ(約40cm)吐出口径の電動ポンプ船「淡路丸」を建造し、東亜港湾工業発注による川崎市夜光町の港湾工事に就役させた。淡路丸は当社の主要作業船として活躍し、当時進められていた川崎港臨海部の埋立造成事業の一翼を担った。戦後の産業復興に向けた港湾整備が本格化するなかで、当社は新造船の投入により施工体制の強化を進めていった。形成期 1946(昭和21)−1965(昭和40)23形成期
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